社長の家のリビングで、ビールを飲みながら変な空気になっていた。
俺は当時32歳。体格はがっちりしていて、営業で外回りが多いせいか、筋肉質な方だったと思う。取引先の社長とは仕事で何度も飲みに行っていて、信頼されてるつもりだった。でも、その日は明らかに様子が違った。
「実はな… うちの女房と、もう何年もレスなんだ」
社長はそう切り出してきた。奥さんとは何度か挨拶したことはある。50歳手前くらいで、いつも上品な感じの人だった。少しふっくらした体つきで、肌は白く、穏やかな笑顔が印象に残っていた。服装はいつもゆったりしたワンピース、趣味は料理とガーデニング、といういかにも社長夫人な印象。夫の仕事を専業主婦で支えてきて、子供はすでに独立している。でも、夜は一人でテレビを見て過ごすことが多く、寂しさを抱えていたみたいだった。
「お前なら信用できる。一度でいいから、抱いてやってくれないか」
冗談だと思った。本気で頼まれて、頭が真っ白になった。最初は何度も断った。でも社長は真剣で、「俺がいない方がいい。今日、留守にするから」とまで言った。断りきれず、気づけば社長の家に一人で残されていた。
奥さんがリビングに入ってきた時、俺は何を話せばいいのかわからなかった。彼女も事情を知っているようで、少し気まずそうにしていた。
「社長から… 話は聞いています」
声が少し震えていた。俺は「無理にとは思ってません」と返したけど、彼女は静かに首を振った。
「夫とはもう、長いこと… 触れ合うこともなくて。女として、忘れられてるみたいで」
そう言いながら、彼女は自分の体を少し恥ずかしそうに抱えるようにした。年齢を重ねた体を気にしているようだった。
気づけば、俺たちはソファに並んで座っていた。彼女の体温が近くて、甘い石鹸の匂いがした。最初のキスはぎこちなかった。彼女の唇は柔らかくて、少し乾いていた。俺が抱き寄せると、彼女の体が小さく震えた。
「こんなこと… 夫に申し訳ないのに」
そう呟きながらも、彼女は俺のシャツに指をかけた。服を脱がせていくと、ベージュのシンプルなブラとショーツが出てきた。派手なレースじゃなく、年相応のしっかりした下着だった。ブラを外すと、柔らかい胸がこぼれ落ちた。触ると温かくて、指が沈むような弾力があった。乳首を指で転がすと、彼女は小さく息を詰めた。
「こんな体で… 恥ずかしい」
彼女は目を伏せたまま言った。でも、俺が胸を揉むと、彼女の息が熱くなってきた。ショーツを脱がせると、すでに少し湿っていた。指を滑らせると、熱い内側が絡みついてきた。彼女は「あっ…」と声を漏らして、腰を少し浮かせた。
俺は彼女を寝室へ連れて行き、彼女を寝かせると、ゆっくりと自分のものを押し当てた。挿入する瞬間、彼女の内側が押し広げられるように熱く締まってきた。少しきつくて、奥まで入るのに時間がかかった。彼女は目を閉じて、唇を噛んでいた。
「熱い… 入ってる… 夫のとは全然違う…」
恥ずかしそうにそう言った。最初はゆっくりと腰を動かした。彼女の内壁が俺の動きに合わせて収縮して、熱が伝わってくる。肌が触れ合う音が小さく響いて、彼女の甘い匂いが混じってくる。
彼女の頭の中では、夫への罪悪感と、久しぶりに感じる快楽がぶつかり合っているようだった。「こんなことしてるのに… 気持ちいいなんて」と思いながらも、体は正直に反応していた。俺が少し深く突くと、彼女の脚が俺の腰に絡みついてきた。
「ゆっくり… でも、もっと…」
声が少しとろけてきた。俺はリズムを少しずつ速めた。彼女の胸が揺れて、息遣いが荒くなっていく。奥を突くたびに、彼女の内壁が強く締め付けてくる。彼女は「あっ、あっ… そこ…」と断片的に声を上げ始めた。思考が快楽でぼやけていくのがわかった。
「イキそう… もうだめ…」
彼女の全身がびくびくと痙攣して、内壁が波打つように収縮した。息が止まって、一瞬体が硬直する。その締め付けに俺も限界がきて、彼女の中で出した。熱いものが広がっていくのを感じながら、彼女は俺の背中に爪を立てていた。
終わった後、彼女はしばらく俺の胸に顔を埋めていた。
「初めて… こんなに感じた。夫とは違うって、わかっちゃった」
恥ずかしそうにそう言った。俺も複雑な気持ちだった。社長に頼まれたとはいえ、彼女の体が思いのほか良くて、忘れられそうになかった。
その後も彼女とは外で数回会ってその度に熟女の体を味わったた。でも、仕事の関係もあるし、どこか後ろめたさが残っている。それでも今でもあの夜初めての時の、彼女との熱い感覚を思い出すことがある。


