あの日の午後のことを、今でもはっきり覚えている。太陽がまだ高くて、土の匂いと草の青臭さが混じった風が、じっとりと肌にまとわりついていた。
ひとりで都会からこの土地に移ってきて、まだ半年も経っていなかった頃だ。近所の畑でよく見かけたおばさんに、声をかけられた。「若いもんがいるなら、少し手伝っておくれや」と、笑顔で。彼女はもう五十七くらいだと後で知った。むっちりとした体つきで、いつも古びた作業着を着て、大きな胸がシャツの前を張らせていた。子供はとうに独立して都市部で働いているらしく、夫は友人たちと釣りに出かけていて、二、三日は家を空けると言う。世話焼きで陽気な人だった。引っ越してきたばかりの俺に、野菜を持ってきたり、簡単な農作業のやり方を教えてくれたりした。
その日はトマトの収穫と、畝の草取りを頼まれた。おばさんの作業着のシャツは薄手の綿で、色あせたベージュだった。最初は普通に見えていたのに、汗をかくにつれてどんどん張り付いていく。ブラのラインがくっきり浮かび、乳房の重みで下に垂れ気味の形までわかるようになった。Eカップはあるだろう、いや、それ以上かもしれない。彼女は汗を気にする様子もなく、陽気に声をかけてきた。「暑いねえ。でも、こういう日は身体が動くねえ」と。俺のほうも作業をしているうちにシャツが汗で背中に張り付いていた。
午後三時を過ぎた頃、ようやく一区切りついた。彼女は額の汗を手の甲で拭いながら、俺を見て笑った。「あんたも上がっていきなさい。お茶でも出すから。このまま帰ったら、風邪ひくわよ」と。断る理由も見つからず、彼女の家に上がった。古いが小綺麗な農家の家だった。玄関で靴を脱ぎ、土間から上がると、すぐに居間に通された。彼女は「ちょっと待ってて」と言って奥に消え、しばらくしてから戻ってきた。手には冷たい麦茶の入ったグラス。
エアコンもつけていないようで、部屋はほんのり暑い。彼女はなぜか俺の隣に腰を下ろし、自分のグラスを置いた。「ねえ、ちょっと時間あるかな?」と、あっけらかんとした声で言った。大丈夫ですよ、と答えた直後、彼女は自分のシャツの前を少し開き、胸元を扇いだ。汗で透けた布の下に、古びたベージュのノンワイヤーブラが見えた。カップからこぼれそうなほど膨らんだ乳房が、少し上下に揺れた。
「畑仕事の後は特に欲しくなるんだよねぇ。身体が熱いままだから、余計にねえ」と素朴で、陽気で、遠慮がない彼女。土と草と、濃い女性の汗の匂いは嫌なではなかった。むしろ、その生々しさが、急に俺の中の何かを刺激した。都会にいた頃の、消毒されたような日常とはまるで違う。
「ほら。触って」彼女は俺の手を取り、自分の胸に導いた。シャツの上からでも、重みと湿り気がはっきりと伝わってきた。布ごしに指を動かすと、乳首がすでに硬くなっているのがわかった。彼女は「もう硬いでしょ」と、目を細めた。俺はシャツをまくり上げ、ブラの上から乳房を両手で掴んだ。熱い。重くて、汗でぬるぬるとした感触が手のひらに広がる。ブラをずらすと、大きくて柔らかな乳房がこぼれ落ちた。
彼女は俺の頭を自分の胸に引き寄せ「吸って」と促す。俺は言われるままに、汗の残る乳房に口をつけた。塩気のある味と、熱い肌の匂い。舌で乳首を転がすと、彼女は低く喘いだ。「そこ、強くてもいいよ」と。俺は片方を吸いながら、もう片方を手で揉みしだいた。乳房の重みが、指の間から溢れてくる。汗が手に移り、ぬるぬるとした感触が、余計に興奮を煽った。
彼女は自分から俺のズボンのチャックを下ろし、すでに硬くなったものを取り出した。「こんなに硬くして…畑仕事の疲れも、これで取れそうやね」と、陽気に笑った。彼女の手は、作業で荒れたところもあるが、温かくて丁寧だった。亀頭を指で撫で、ゆっくりと上下に動かす。俺は彼女の太ももの間に手を入れ、作業ズボンの中に潜らせた。古びた木綿のフルバックショーツが、すでに湿っていた。布ごしにクリトリスを指の腹で円を描くように刺激すると、彼女の腰が小さく跳ねた。
「んあっ…そこ、いい…すぐ感じちゃう」と、彼女は俺の肩に額をつけた。ショーツを横にずらし、指を滑らせると、熱い愛液が溢れていた。中指をゆっくりと入れると、内壁がきゅっと締めつけてきた。「熱い…あんたの指、熱い」と、彼女は息を乱した。俺は指を抜き、彼女をソファに横たわらせた。ズボンとショーツをまとめて下ろすと、黒ずんだ陰毛と、すでに開いた陰部が露わになった。汗と愛液の混じった匂いが、濃く立ち昇る。
俺は彼女の太ももを開き、舌を這わせた。クリトリスを軽く吸い、小陰唇を舐め上げる。彼女は「あ…そこ、舐めて…畑の後は、特に敏感なの」と、腰をくねらせた。俺は彼女の乳房を片手で掴みながら、舌を動かし続けた。汗で濡れた肌と、熱い陰部の感触。彼女の脚が震え始め、内壁が収縮するのを感じた。
彼女は突然上体を起こし、俺を押し倒した。「もう、入れちゃうね」と。彼女は自分で俺のものを導き、ゆっくりと腰を沈めた。熱い肉壁が、亀頭を包み込み、奥まで飲み込んでいく。ずぶりと入った瞬間、彼女は大きく息を吐いた。「んっ…奥まで…熱い…」と。彼女の乳房が、俺の胸に押しつけられ、汗でぬるぬると滑る。腰を動かし始めると、肌と肌が当たる音が、湿っぽく響いた。
彼女は上になって、ゆっくりと、しかし確実に腰を前後に動かした。大きな乳房が揺れ、時折俺の顔に当たる。汗の匂いが、ますます濃くなる。俺は彼女の腰を掴み、下から突き上げた。彼女は「あっ、そこ…もっと、強く…」と、声を抑えきれなくなっていた。内壁が波打つように収縮し、俺のものを締めつけてくる。思考が少しずつ断片的になっていく。彼女の汗、乳房の重み、熱い奥の感触、土の匂いがまだ残る部屋。
彼女は急に身体を強張らせ、脚を震わせた。「イッちゃう…、あんたも出して」と、断続的に喘いだ。内壁が激しく収縮し、俺も限界が近づいてきた。彼女は「いいよ、中で出しな」と、俺の耳元で囁いた。たまらず俺は彼女の腰を強く掴み、奥まで突き入れたまま、熱いものを放った。彼女の身体がびくびくと痙攣し、長い吐息が漏れた。
しばらく、重なり合ったまま動かなかった。汗でびしょびしょになった肌同士が、くっついて離れたくなくなる。彼女は俺の髪を優しく撫でながら、「また、手伝いに来てね。畑仕事の後は、こういうのがいいの」と、笑顔で言った。
その後で一緒にシャワーを浴び、2回戦、3回戦…と彼女のペースのままに体を重ねて、結局泊まってしまった。
旦那さんが帰ってくるのは翌日の夜らしく、ちょっとどころかまだ余裕があった。お互い歳だから、というのを理由にセックスを拒まれていたらしいが、彼女はまだやりたい盛りで、ちょうどいいところに俺が引っ越してきたらしい。
あの時の汗の匂いと、むっちりとした身体の感触は、今でも鮮明に残っている。都会にいた頃には、想像もできなかった時間だった。


